E84のエアエレメント、あるいはエアフィルターを交換します。ディーラーでは、清掃して長く使い続けますが、高いものではないので数年ごとに交換すると良いと思います。
E84のメンテナンス性の良し悪しは、この車を買うにあたってとても気になっていた点です。メンテナンス性の良さ、パッと見で何がどうなっているかわかりやすく、説明がなくても容易にメンテナンスができるかどうかが非常に大きなポイントです。
なんで2005年以降のBMWに魅力を感じないのか考えた – ドリリウム
エアエレメントの位置
エアエレメントは、ボンネットを開けて右手前にある大きな蓋の下にあります。
エアエレメントの交換手順
蓋はぐるりと一周T20ボルトで固定されています。
BMWを整備するのであれば、トルクス(星型)のソケットを一揃え持っておくと良いです。トルクスはアメリカ発の非常に優れたボルトです。そのため安物のセット品のソケットでも、滑ったり舐める心配はあまりありません。
ぐるりと一周ボルトを外せば蓋が開きますが、空気の吸い口側が固定されています。見ての通り爪が引っかかっているだけなので、マイナスドライバーなどを差し込んで抜いてやります。すると、エアエレメントが現れます。
固定方法はよく見ればわかります。
エアエレメントの手前側、黒い樹脂部分で固定されています。黒い樹脂ぶぶんには、両側面に丸い突起があります。突起を掴むと固定の爪が解除されるので、そのまま手前(写真ではパーツ自体に引き抜く向きの矢印が刻印されている)に引きます。
後は上に引き抜くだけです。
▼新旧比較
新しいエアエレメントはMANN製です。矢印の刻印はありません。
元に戻せば完了です。
必要な道具
- トルクスT20のソケットやL字レンチ
- 細いマイナスドライバー(精密ドライバーでも可)
- エアエレメント
MANN エアーフィルター (BMW/X1) C 18 114 【型式:ABA-VL25 初年:10/05-】>
- 出版社/メーカー: MANN+HUMMEL
- メディア:
- この商品を含むブログを見る