BMW X1(E84)のACC電源を確保する方法を紹介します。
ACC電源の確保方法
最近の車は、既存の配線を切断して分岐したり接続したりすることにリスクがあります。
ヒューズボックスからの電源確保が最もシンプルかつリスクの少ない方法です。
ヒューズボックスからの電源の分岐は、手作りでも既製品でも構いません。
既製品ではエーモンの商品が有名です。
E84をはじめ、最近の車であれば大抵はミニ平型でOKです。
エーモン AODEA(オーディア) ミニ平型ヒューズ電源 15Aヒューズ差替用 2041
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エーモン(amon)
ヒューズボックスの位置
E84のヒューズボックスはグローブボックスの奥にあります。
グローブボックスを外さずともヒューズボックスにアクセス可能です。
グローブボックスの構造をよく見ると、グローブボックスの左右の溝に、出っ張りが差し込まれ、ここがスライドすることで開閉していることがわかります。
この出っ張りを溝から抜くと、グローブボックスは真下まで開き、ヒューズボックスが確認できます。
出っ張りを溝から抜くには、溝側のパーツを指で押し込みます。
取り外しのため、溝側のパーツは簡単にしなるようにできています。
取り外すと、溝はこのようになっていることがわかります。
ヒューズボックスと、その横に白い紙(ヒューズボックスのダイアグラム)が確認できます。
写真中央やや右に大きなT27のボルトがあり、ここからアースを取ることもできます。
既存のヒューズを交換してももちろん構わないのですが、理想でいえば空いた部分を使いたいところです。
地道に探していくと、9番が空きでかつACC電源であることがわかりました。
9番の位置はダイアグラムで確認していただけますが、ヒューズボックス上部の10個ずつのヒューズが横に3グループ並んでいる並びの、一番左のグループの右下から1つ左の空きです。
これでACC電源を確保することができました。