【釣り場調査】高知県高知市・長浜突堤および戸原突堤はどんな釣り場?(突堤・サーフ)

釣り

高知県は高知市にある釣りのポイント「長浜突堤および戸原突堤」を紹介します。

この【釣り場調査】シリーズでは、私自身の釣りの知識や経験、腕を上げるために釣り場をしっかりと把握しようという思惑から始まっています。そして、その情報をまとめつつ高知で釣りをする方にとって有益な情報を提供できれば良いと考えて製作・公開しています。

高知県の中央付近(高知市・土佐市・須崎市)の海および河口がメインです。

長浜突堤および戸原突堤とは?

長浜突堤および戸原突堤は、高知市の観光名所である桂浜から続く海岸線に伸びる突堤の呼び名です。

正確には、桂浜のある東側から見て長浜突堤1号突堤から始まり3号突堤までの3本、続けて戸原4号取手いから始まり6号突堤までの3本。この計6本の突堤と、突堤間のサーフを紹介します。

駐車場複数カ所あり1カ所あたり3~4台(※)
トイレ一部あり
駐車場から海への距離30mほど
釣り場の種類
  • 砂浜
  • 砂利浜
釣り場の特徴
  • 突堤
  • テトラポッド
  • 沈んだテトラポッド
水深普通
潮流普通
火の使用不可
自動販売機一部あり

「長浜突堤および戸原突堤」と一言に言っても範囲は広く、桂浜から続く数kmの海岸線です。

こうして衛星写真で見ると、いくつも突堤が飛び出しているのがわかると思います。

道路沿いにはこのように車が数台停められるスペースがあり、朝夕には犬の散歩をする方が車を停めたり、砂浜で遊ぶ家族連れなどが来ることもあります。よく開けているためか、フォトウェディングの撮影も時折見かけます。

駐車スペースは海岸線沿いにいくつもあるのですが、2カ所だけ広い場所があります。

1カ所目は桂浜花海道公衆トイレ付近の駐車場です。(後程、全体図で位置関係を紹介します)

海を眺める観光客用の駐車スペースで、アイスクリームやファストフードの出店が出ていることもあります。

2カ所目は、黒潮ライン展望所です。

線は引かれていないのですが、休憩中の営業車などがよく停まっています。観光シーズンになると出店が出ていることもあります。

こちらが地図上の全体図です。

釣り場となるのは東側のトイレから西側の広い駐車場までです。

東側のトイレは、「桂浜花海道公衆トイレ」とGoogleマップで検索すると見つかります。

西側の広い駐車場は、「黒潮ライン展望所」とGoogleマップで検索すると見つかります。

それより西に行くと、駐車スペースも減り、テトラポッドで覆いつくされた場所も多くなります。

なお、この海岸線は外海に面しているため荒れやすく、何度も災害で堤防が決壊しています。砂浜の浸食も進んでおり、テトラポッドに埋め尽くされた場所や、堤防ギリギリまで波が打ち寄せるため立ち入ることのできない場所もあります。
そのためにも十年以上前から突堤の延伸とヘッドランド化が計画されているのですが、一向に計画は進んでいない状況です。

釣り場としての「長浜突堤および戸原突堤」

施設について

長浜突堤および戸原突堤」は公園や施設ではないただの海岸線にある突堤と砂浜です。

そのため施設面で恵まれているとは言えないものの、駐車スペースがあり、所々にトイレやコンビニ、自動販売機も設置されています。

釣り場としてはそれほど不便な方ではないでしょう。

近隣の釣り場について

長浜突堤および戸原突堤」と言っても、駐車スペースも釣りをする場所も面積は広大です。

ポイントを変えたいときはちょっと横に移動すれば良いでしょう。

また、西に進めば甲殿川やその河口、松風の岩のサーフや春野漁港と釣り場が続いています。

状況に合わせて釣り場を変更することが出来るでしょう。

地形と特徴について

地形的にはいたって標準的な砂浜です。

砂浜は目の前の駆け上がりで一段水深が深まりそこからは緩やかに水深を増していきます。遠浅と言うほど浅くはありませんが、深いということもありません。

また、一部海岸線に沿って海中にテトラポッドが沈めてある場所があります。

それ以外は特に根がかりするようなものもなく、海藻も疎らです。

突堤は、テトラポッドで覆われたものと一部左右に開けたものがあります。

左右に開けた突堤が人気ですが、逆に完全にテトラポッドに覆われた突堤はあまり人気がなく、休日でも無人のことが珍しくありません。

よく狙われる魚

砂浜では投げ釣りやサーフヒラメ、マゴチ狙い、ショアジギングなど色々な釣りをしている釣り人を見かけます。

突堤ではフカセ釣りやエギングをしている方が多く、サーフと同様にヒラメ、マゴチ狙いやショアジギングをしている方も見かけます。

突堤のテトラポッドには根魚が居ついており、穴釣りも楽しめます。

ヒラメやヒラスズキ、青物の実績があるものの、広すぎるために青物の回遊は運任せな部分もあります。

まとめ

私は専らサーフヒラメやライトショアジギングがメインですから、良い釣り場です。

しかし、広すぎることや変化が少ないこともあって飽きやすい釣り場ではあります。

また、外海に面しているため非常に荒れやすく、多少天気が荒れただけで道路まで潮が舞って濃い霧のようになります。

海も恐ろしく荒れて、怖くて近づけません。

台風のあとは、テトラポットに大きな流木が突き刺さり、海岸に大量のゴミが打ち寄せ悲惨な状況になります。

風が強い日も多いものの、パタリと風が止むことも多いです。

新版 波止ガイド高知版

新版 波止ガイド高知版

レジャーフィッシング編集部
1,650円(11/21 08:55時点)
Amazonの情報を掲載しています
タイトルとURLをコピーしました