アーロンチェアは従来のクラシック、現行モデルのリマスタードのいずれもヘッドレストが付属しません。正しい姿勢をキープしていればヘッドレストは不要ですが、たまにリラックスして椅子にもられかかったり、だらしない姿勢で作業をすることもあります。そんなときにヘッドレストがないと頭の重さを首回りが支えるため首こりや肩こりなど痛みの原因になってしまいます。
そこで多くのメーカーから販売されている後付けヘッドレストを購入することにしましたが、調整幅が狭いものも多いわりに価格は2~3万円と割高で購入を躊躇していました。しかし最近改めて調べてみると、調整幅が非常に広いにも関わらず1万円程度で買える後付けヘッドレストを購入したので紹介します。
NYD(ニューヨークデザイン) アーロンチェア用ヘッドレスト
今回購入したヘッドレストがNYDブランドのヘッドレストです。おそらく同じものがオークションサイトなどで販売されており、よくある中国製のノーブランド品と思われます。私はポイントももらえて返品保証なども付随する楽天市場で購入しました。
クラシックとリマスタードのいずれにも対応しており、ヘッドレストの角度だけでなく付け根の角度を調整することで前後方向を調整できます。更に高さの調整幅も広く、身長180cmでは背中に当たるほどの低さから後頭部の出っ張りまで幅広く調整が可能です。およそ身長165cm~190cmくらいの方であれば不満のない調整幅だと思います。
メッシュの質感はアーロンチェアっぽさはありますが「なんかちょっと違う感」もあります。僅かに歪んでいるような場所もありますが、手触りは悪くないうえクッション性は高く耐久性も期待できそうです。色味は真っ黒といったところで、黒系以外のカラーを選択している場合にはアンマッチになってしまいますが仕事道具なのであまり気になりません。
樹脂の質感はアーロンチェアにも近しいやや明るめな安っぽい色をしており純正品と言われても信じてしまいそうな質感をしています。
あえて安っぽいポイントを挙げるのであれば梱包などはノーブランドの中国製らしく、箱のなかでガチャガチャと音を奏でています。説明書はしっかり日本語でわかりやすいです。
圧倒的な高さ調整幅
後付けヘッドレストは多くのメーカーから販売されていますが、とにかく高さの調整幅が少ないことが難点です。NYD製のヘッドレストは一番低くするとここまで下がりますから、肩甲骨のあたりに当たるほどです。
一方で一番高くするとここまで上がります。更に2か所の角度調整もあって、身長180cmではこの高さは全く不要です。かなり大柄な方にも対応可能です。