ジメジメする梅雨の季節。もう梅雨明けすれば真夏の到来です。
既にエアコンを使用されている方も多いかと思いますが、ルーバーの掃除はしていますか?ルーバーとは、エアコンの風の流れを調整するこの羽のことです。
常に風を受ける部分であるため、空気中の水分や油分によってホコリがこびりつき、汚らしくなりがちです。外からもよく見える部分ですから汚れが特に目立ちます。更にもう少し奥には左右の風向きを調整するルーバー(羽)が複数あり、その周辺も同じように汚れています。いずれも形状が入り組んでおり、掃除しにくい部分です。
しかし、これらのルーバーは意外と簡単に取り外して洗浄することができますので手順を紹介します。
ルーバーの取り外し
ルーバーは多くの機種で同じ仕組みが採用されています。
汚れが目立ちますが、このようにルーバーの穴にピンが刺さっただけのシンプルな構造です。
これは真ん中の固定部です。
同じようにピンが刺さっているだけで、横にスライドさせれば外すことができそうです。
唯一形状が異なるのが、ルーバーを稼働させるモーターなどが搭載されているこちらです。
エアコンの運転ランプなど、表示部がある側がこのような構造になっています。
小さな歯車のようなものが、ルーバーの穴にはまっています。
ここが回転することで、ルーバーが上下に動くというわけです。
まず始めに、回転軸側を取り外します。
歯車からルーバーを引き抜くように、写真で紹介している機種では左側にルーバーを引っ張ることで抜き取ることができます。
ここが一番硬いポイントで、指でも取り外し可能ですが、マイナスドライバーや適当な棒や板があると楽に取り外すことができるでしょう。
これが外れてしまえば後は簡単です。
残りの固定部は、スライドして入っているだけなので、横に動かせば簡単に外れます。
ルーバーの清掃
ルーバーは水洗いも可能ですが、ホコリが主に水分でこびりついているだけなので、ウェットティッシュなどの濡れ拭きで十分に汚れを落とすことができます。
ウェットティッシュで拭き上げただけでピカピカになりました。
次にルーバーを外した中を覗いてみましょう。
これまた同じように汚れがこびりついています。
こちらもウェットティッシュで拭き取ればピカピカに。
もちろんフィルターの掃除もお忘れなく!
ルーバーの取り付け
最後にルーバーを取り付けます。
手順は取り外しの逆で、スライドして各部を固定し、最後に歯車状になっている固定部を取り付けます。
ここは凹凸がある形状で、決まった方向にしか入りませんので、穴とピンの構造をよく見てはめてください。