ニトリ・Nスリープの登場で、マットレスの二枚重ねが広く知られるようになりました。
ベースとトッパーの2枚のマットレスを重ねる製品は昔からあったものの、庶民にはやや手の届きづらい価格帯の存在でした。Nスリープは5万円から10万円というマットレスとしてはお手頃な価格で様々な2枚重ねのマットレスをラインナップしています。基本はプレミアムとハードという2つのシリーズで、更に快適性を高めたコンフォートとラグジュアリーシリーズもあります。それぞれ硬さの違いと構成の違いもあって、ラインナップがかなりわかりにくくなっています。
上下のマットレスのズレ問題
マットレスが上下2段に分かれていると、ベッドに座ってヘッドボードなどによりかかると力がかかってズレてしまう問題があります。
マットレス自体が沈み込んで変形するためあまりズレないのですが、Nスリープはマットレス自体に滑り止め加工が施されていませんのでズレてしまうことがあります。実際には滑り止め加工はないものの多少はザラザラした表面をしておりほとんどズレることはありませんが、ふいにずれてしまうことがあります。
そこで我が家では絨毯などに使う滑り止めマットを敷きこんでいます。
こちらの商品は長さ2メートルありますので、シングルマットレスを2枚でワイドキングサイズにしている我が家にはピッタリです。このマットを3枚横向きに挟むことで全くズレなくなります。ズレに悩んでいたり、ズレの不安がある方にはオススメです。
我が家のようにシングルサイズを2枚並べている場合には2枚のマットレスを固定するベルトがあります。これを使うと更にズレが起きにくくなるのでおすすめです。
余談:腰痛持ちや頭痛持ちにはハード一択
我が家ではハードシリーズを使用しています。
私は頭痛持ちで寝ている最中に頭痛で目覚めることがあります。なぜかそうした時は寝返りがうまく打てず、同じ姿勢で寝続けて首や肩が凝り固まって、そこから緊張性頭痛→偏頭痛へと発展します。
ハード以外のシリーズはベースが硬めでも表面に柔らかな素材を採用しており、初期の当たりが柔らかく寝返り下手には厄介です。ハードシリーズでもH1-02CR以外は表面に沈み込みが激しいため注意が必要です。Nスリープは多層構造なのでどれだけ硬い設定でも表面には柔らかい素材を薄く敷いていることが多いです。