2019年12月15日
高知県は高知市にある釣りのポイント「桂浜」を紹介します。
正確には観光地である桂浜の西隣のポイントです。
桂浜は観光地として大きな有料の駐車場を設けており、そちらから桂浜の突堤へと釣りに出ることも可能ですが、今回紹介するポイントは観光地である桂浜と岬を挟んだ西隣となります。
この【釣り場調査】シリーズでは、私自身の釣りの知識や経験、腕を上げるために釣り場をしっかりと把握しようという思惑から始まっています。そして、その情報をまとめつつ高知で釣りをする方にとって有益な情報を提供できれば良いと考えて製作・公開しています。
高知県の中央付近(高知市・土佐市・須崎市)の海および河口がメインです。
桂浜とは?
桂浜とは、高知県高知市の代表的な観光地です。
桂浜へ入るには有料の駐車場を経由する必要がありますが、そのすぐ隣にある今回紹介するポイントは道路わきのスペースに車を停めてアクセスできます。
駐車場 | 約3台分・舗装あり |
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トイレ | なし |
駐車場から海への距離 | 約100m |
釣り場の種類 |
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釣り場の特徴 |
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水深 | 普通 |
潮流 | やや速い |
火の使用 | 不可 |
自動販売機 | なし |
混み具合 | 中 |
高知市方面からは、桂浜を目指して進み桂浜を通り過ぎた先のカーブの途中に駐車スペースがあります。
普段から1台くらいは停車している車やバイクがあるためわかりやすいと思います。
釣り場としての桂浜
施設について
すぐ隣が観光地である桂浜ですが、アクセスは良いとは言えません。
近くに観光客向けのトイレと駐車スペースもあり、歩いて5分ほどです。
それ以外にはこれといった施設がないため事前に食べ物や飲み物を用意しておいた方が良いでしょう。
近隣の釣り場について
桂浜がある半島部分のちょうど裏側に宇佐大橋があり、この足元がそこそこ人気の釣り場です。
橋の南側は過去にYoutuberの「釣りよかでしょう。」さんが訪れてアカメを狙ったポイントらしいです。
橋の北側は千松公園という公園になっており、こちらも人気の釣り場です。
地形と特徴について
桂浜は美しい眺めが有名ですが、その特徴の一つである根(水中の岩礁)が点在しています。
一部は地磯になっており、多くの魚の隠れ家になっています。
浦戸湾の入り口であり、潮の流れも良いため青物の釣果もよくあがっているポイントです。
▼今回紹介している竜の浜横の漁港は赤矢印の位置
衛星写真を見てもはっきりとわかる岩礁がたくさん点在しています。
近くには突き出したヘッドランドがありテトラポッドがたくさん沈んでいます。
以上のような特徴もあり、岩礁が多いことや施設や駐車スペースの面で便利とは言えないもののいつも誰かしらが釣りをしていることが多いです。
よく狙われる魚
根魚の隠れ家になる岩礁もあり、潮通しが良く青物も回ってくるため多くの魚種を狙うことができるポイントです。
ただし水深自体はそれほど深くないため、潮の満ち引きで状況が大きく変わるほど水深の深いところを好む魚の釣果はあまり聞かれません。
まとめ
便利な釣り場とは言えませんが、魚が好む地形や条件が揃っている好ポイントです。
近くには他の釣り場が多く、浜沿いを行けば多くの突堤があり、湾内に入れば浦戸大橋付近を狙うことができます。
ランガンの経由地のひとつとして、あるいはメインのポイントにもなりうる良いポイントです。