UPSの騒音対策 キーン音やジージー音は正常なのでボックスで囲って防音する

我が家ではAPC製のUPSを2台運用しています。

在宅勤務用にパソコン用にRS1000（BR1000S-JP）を1台、ネットワーク機器用にRS550（BR550S-JP）を1台です。我が家は山奥の田舎ということもあって落雷による瞬停は珍しくありません。安定した在宅勤務環境を構築するためはもちろんですが、何より機器の故障を防ぐためにUPSを導入しました。

購入当初はUPSは可動部もないただのバッテリーなので「音」が気になることになろうとは想像していませんでした。

2種類の異音

特にRS1000はPCのすぐ近くに設置していることもあり事務作業中は常に音が気になります。試しにUPSの電源ケーブルを抜き停電状態を再現してみると、見事に無音になってビックリするほどです。

音は2種類あって、本体前側からよく聞こえる「キーン」という非常に高い音と、本体後側からよく聞こえる「ジージー」という2種類の音です。「キーン」という高音は調べた限り「コイル鳴き」で確定だと思います。新品でも個体差で音が出ることがあるようで、正常なので保証や修理の対象にはならないみたいです。「ジージー」という音はほとんど気になりませんが機械的な音には聞こえない不思議に音です。

いずれにせよ故障ではなく正常な範囲で異音がでているということで、対策を施したいと思います。

UPSの異音対策

UPSの異音対策はシンプルに周りを囲って音を遮断します。

DIYが得意な方はボックスを製作しても良いですし、デスク周りで使うのであれば引き出しや袖机の中に仕舞ってしまうのが手っ取り早いです。

家庭用に使用されるUPSのバッテリーには鉛蓄電池が使用されています。鉛蓄電池は自動車のバッテリーとして使用されることで知られています。構造上、発熱は生じるものの僅かなものですので完全な密閉は避けるべきですが、一般的な引き出しや袖机などの収納に仕舞う分には問題ありません。高温の自動車車内でフタをされて使用されることもあるくらいなので、空調の効いた室内であれば仕舞っても問題はありません。