アミコマセの冷凍ブロックの解凍、面倒くさくないですか?
私は面倒くさすぎてサビキ釣りを諦めるくらいに不便に感じています。
一方で、最近人気のチューブ入りの常温アミコマセ。
あれって粒が小さいどころか、ほぼペースト状になっていて撒き餌や足元のサビキ釣りには使えても、遠投系のカゴ釣りやぶっこみサビキには使えないんですよね。
特にボトムまで仕掛けを落とすぶっこみサビキで普通の常温アミコマセを使うと、着底前にカゴが空になって全く釣れません。
多少高くても粒が大きい常温アミコマセがあれば使いたい!
(僕だけ?)
そこで、今回釣具屋を巡りネットの世界も巡り回って、粒が大きいアミコマセを探し出してきたので紹介します。
常温アミコマセの代表「マルキュー・アミ姫」
常温アミコマセの定番といえば「アミ姫」ですよね。
むしろアミコマセより臭いと話題のフルーティな香り付きのチューブ入り常温アミコマセです。
こちらはその他多くのチューブ入り常温アミコマセを違って、アミコマセの原型が残っており粒がしっかりしています。
これは商品写真からも伺い知ることができます。
なんで今までこんなド定番商品の良さに気が付かなかったかと言うと、私が良く行く地元の小さな釣具屋さんでは取り扱いがなかったんです。
街中にある大きめの釣具屋さんに行って手に取り、常温アミコマセでもこんなに粒がしっかりしたものがあるんだ、と感動したものです。
Amazon.co.jpでは2021年4月19日時点で485円(600g入り)です。※あわせ買い対象商品
100gあたり約80円です。
パック入りが嬉しい「マルキュー・アミサビキ」
続いて同じくマルキューから「アミサビキ」です。
こちらはチューブ状ではなくパックに入っています。
パック入りという特性から、カゴ釣りやぶっこみサビキで使う際にはアジパワーやパン粉などをパックの中で混ぜて硬さを調整することも出来るのが最大のメリット。
配合しない場合にはチューブ状の方が使いやすいですが、配合する場合にはパック入りは便利です。
コマセバケツやバッカンが不要になるという点は大きいです。
ただ、先ほど紹介した「アミ姫」に比べると残念ながら粒は小さいです。
アミエビの原型が残っているものもありますが、潰れてペースト状になっている部分も多いです。
Amazon.co.jpでは2021年4月19日時点で443円(600g入り)です。
100gあたり約74円です。
今回紹介する中では最安値です。ただし、アミ姫より粒が小さいことを考えると一長一短です。
カゴ用設計の「マルキュー・遠投カゴズバッ」
本当に常温サビキという分野においてはマルキューの一強です。
こちらはその商品名からわかる通り遠投カゴ釣り用の商品で、粒が大きいのが特徴です。
チューブ入りでカゴにそのまま注入して使うこともできます。
こちらは遠投カゴ釣り用と銘打っているだけあって、アミエビではなくオキアミです。集魚剤も配合済み。
僕の場合にはすべてコマセバケツに移してからアジパワーやパン粉と混ぜ合わせますが、基本的に配合せずそのまま使うみたいです。
Amazon.co.jpでは2021年4月19日時点で550円(600g入り)です。
100gあたり約92円です。
今回紹介する3商品のなかでは最も高額ですが、アミエビではなくオキアミであり、粒も特大なのでちょっと別枠ですね。
冷凍コマセ嫌い・常温コマセ+配合餌派は今後増えるのでは?
粒のしっかりしたアミコマセの求められる遠投サビキやぶっこみサビキでは、これまで冷凍ブロックを購入するのが当たり前でした。
釣りに行く前日夜から解凍を始めたり、釣り場で専用のマゼラーでブロックをガンガン砕いたり、海水に着けてみたり日に当ててみたり・・・。
そんな手間がほんの数百円の上乗せでなくなってしまうわけです。
もし漁のように日々ぶっこみサビキ釣りをする方であれば話は別ですが、たまに釣りに行くだけであれば余計な道具も手間もかからない常温サビキが今後伸びていくのではないでしょうか。
僕も専ら、アミ姫+アジパワー+パン粉の配合がぶっこみサビキの定番餌になっています。