水槽リセットを機に、底面フィルター直結外部フィルターを採用することにしました。
実は以前、一度底面フィルター直結外部フィルターを導入しています。
→底面フィルター直結外部フィルター(GEX マルチベース+コトブキSV450X)導入
当時はエアレーションを追加したかったこともあり、直結はやめてエアリフト方式に戻した経緯があります。
今回は水槽内をスッキリと見せるために、リセットを機に本格的に底面フィルター直結外部フィルターを採用したいと思います。
コトブキフルセット
今回は前回のように無理矢理DIYするのではなく、専用品を使用して底面フィルター直結外部フィルターを実現します。
具体的には既に使用しているコトブキの外部フィルター「SV450」を利用します。
この外部フィルターは大変気に入っているのですが、現在はインペラを抜いて電源を挿さずサブフィルターとして稼働しています。
こんな感じです。
水槽から吸水パイプを通じてSV450Xに水が流れ、エココンフォート2234を通って水槽に戻ります。
ポンプ性能の高いエココンフォート2234のみ電源を入れて、SV450Xはただのタンク状態です。
こうした外部フィルターにサブフィルターを追加する方式は賛否ありますが、現状は非常にうまく稼働しています。
(このようなサブフィルター方式にしたのは、偶然安くエココンフォート2234を落札できてしまったためで、外部フィルターが余っていない限りは採用する理由はあんまりないかもしれません)
ということで、SV450Xを中心にコトブキの底面フィルターを使って、専用の接続パーツを使って底面フィルター直結外部フィルターを実現します。具体的にはパワーボックスSV450Xに加えてボトムボックス600+300とK-121を使います。
他メーカーでは底面フィルターに接続パーツが付属することもあります。
しかし、残念ながらコトブキの場合には「K-121」と呼ばれる専用の接続パーツが必要です。
「K-121」を使うことで、初めてSV450Xを始めとしたコトブキ製の外部フィルターと底面フィルター「ボトムボックス」が接続できます。
ちなみに「ボトムボックス」は60cm水槽目一杯に敷きたい場合には4枚必要です。
ボトムボックス600は3枚入り、ボトムボックス300は1枚入りなのでそれぞれ買えば計4枚ということになります。
完成図(イメージ)
ろ材容量が床材を入れると15Lくらいです。
外部フィルターの容量は合計で9Lほどで、水の総量が僅かに増すことでろ過能力の余裕につながります。ろ材の隙間の水なんで、僅かな量でしょうけど。
導入
さっそく導入していきます。
底面フィルターを交換するわけですから、水槽のリセットということになります。
約2年稼働していたのでちょうど良い機会でした。
コトブキ・SV450Xの排水口とエーハイム・エココンフォート2234の吸水口を接続します。これは今まで通りです。
底面フィルターに使うコトブキ・ボトムボックス。
先述の通りボトムボックス600+300 の2つを使うことで60cm水槽の幅をいっぱいに使いきれます。
コトブキ・SV450Xとコトブキ・ボトムボックスを専用パーツ「K-121」で接続。
配管はこれだけで非常にシンプル!この時点で目的は果たしています。配管が少ないのは素晴らしいです。
それぞれのパイプをつなぐだけのゴムのホースみたいなもので、はまり方が若干緩い気がします。
しっかりはまるのですがもう少しきつくないと不意に抜けてしまいそう。
接着剤で補強してもいいし、径があう市販のホースを買った方がいいかもしれません。
岩・水草・砂利を投入。
砂利は岩の隙間に入れるためにごちゃごちゃしていますが、水を入れる際に綺麗に洗い流します。
今回はリセット3日前に水替えした時の水をエアレーションで維持して、更にリセット前の飼育水を完全に取ってあるので、100%飼育水で戻すことができます。
パワーのある外部フィルターを底面フィルターに直結しているだけあって、透明度の戻り方は非常に早く、眺めていると目に見えて透明になっていくのがわかります。
すっかり夜も更けて、水がある程度クリアになった時点で魚を元に戻しました。
一晩も置くと水はパキッとクリアで元の状態が戻ったようです。
実際には環境が少なからず変わっているため、しばらくは水替え頻度を上げつつ注意深く様子を見守ろうと思います。
エアレーションもいずれは撤去しますが、しばらく安定するまでは続けてみたいと思います。
底面フィルター直結外部フィルター×2個ということで、やや特殊なろ過形態ですが環境がどう変化していくのか観察を続けてしばらく経ったら改めて報告したいと思います。