こんな時、あなたは警察に通報しますか?
- 走行中にあおり運転の被害を受けた。
- ふらふら蛇行して走行している車がいる。
- 信号無視した車を目撃した。
私は今まで違反車両を目撃しても通報していませんでした。しかし、先日あまりにも悪質な車を見かけたため警察に通報しました。その時の体験談を紹介します。
私が通報した車両は、
- 見通しの効かない交差点を
- 対向車線を使って
- 赤信号で停車している前車を追い越し
- 信号無視して交差点を突破していきました
偶然にも人や車がおらず、最悪の事態は免れました。
少し混雑した道だったため、まずはそのまま走って安全な場所まで移動しました。その後、ドライブレコーダーで録画できていることも確認しました。通報先は110番にしようかとも思いました。しかし、緊急性の高い通報を邪魔してはいけないので、まずは#9110に通報することにしました。
#9110とは、ストーカーや家庭内暴力、悪質商法など、生活の安全・平穏に関しての悩み事などを相談するための電話番号である。実際に事件が発生する前に手立てを打つことが出来ず、重大な事件にまで発展してしまったこともあることから、警察に身近に相談できる手段として、1989年から運用が開始された。警察や警察官に対する意見・苦情も受け付けている。(Wikipediaより引用)
本当に暴走車両とも呼べる車両がいた場合には、迷わず110番しましょう。
通報した結果
通報した結果は拍子抜けなものでした。
場所と状況を確認された上で「パトロールを徹底します」で終了でした。対応してくださった警察官の話では、危険車両が見た瞬間に現地で通報していればまた違う対応を取ってもらえたかもしれません。
しかし、その時は場所を移動してしまったうえ、時間も経過していました。また、残念ながらドライブレコーダーの映像は証拠として採用されないそうです。映像にしっかりとナンバーと悪質な運転の内容が記録されていたとしても、基本的にそれをもとに取り締まることは出来ないそうです。
最近では少し状況も変化し各都道府県が危険運転の通報フォームを用意するなど少しずつ改善が進んでいます。危険運転の通報については以下の記事で解説しています。
今回の通報で交通事故を防止できなかった
今回通報した車両はいつか人が死ぬと確信させるほど危険な運転をしていました。
私の説明で、警察側もそれは理解したと思います。
しかし、残念なことにドライブレコーダーの映像や一般ドライバーの通報内容はまったく証拠として採用することができず、何一つ効果的な対応をとることができないそうです。該当ドライバーに対する注意すらできないそうです。残念ながら今我々にできることはコツコツと通報をすることで取り締まりの精度を上げてもらうことしかないようです。