築20年超えの我が家は断熱性も乏しく、結露しないほどの気密性の低さです。
そこで【築20年の断熱気密DIY】シリーズでは、誰でもできる技術や道具を駆使して断熱性と気密性を向上することを目標にDIYに取り組んでいます。
前回:【築20年の断熱気密DIY】窓を塞いで断熱性・気密性アップ! – ドリリウム
今回の断熱性・気密性向上DIYは?
今回は、室内の断熱性および気密性を向上させるため、シンク下にある大きな隙間と点検口を塞いでみました。
シンクの下の収納やその奥を覗くと、こんな風に給水・排水・温水の3本のパイプがあります。
このパイプの処理を見てみると、驚くほど大きな隙間があることに気が付きました。
これは塞ぐしかありません。
また、我が家のリビング収納にはこんな点検口があります。
床下を点検するための入り口ですが、これも開けてみるとまったく気密性が考慮されていないフタがポンと置かれているだけです。
なんとかしましょう。
シンク下の隙間を塞ぐ
まずはシンク下のパイプ周りの隙間を塞ぎたいと思います。
色々な方法があると思いますが、隙間を塞いだとしてもメンテナンスや補修の際に邪魔になるかもしれません。
そこで確実に隙間を塞げて、なおかつ邪魔になったら手軽に撤去できるものとしてこちらを選択しました。
エアコンの配管の隙間などを埋める際に使用する「パテ」です。
このパテは長時間屋外で使用しても劣化しにくい耐久性の高さや耐水性の高さを持ちながらも、時間が経っても硬化せず簡単に撤去することができます。
ものとしては粘度のようなものですから、作業もとても簡単です。
パイプの隙間をパテでしっかり覆い隠せば完成です。
点検口を塞ぐ
点検口はその名の通り点検に必要なものですから、塞ぐと言っても完全に塞ぐわけにはいきません。
あれこれと考えてみましたが、そもそも点検口は収納内の目立たない場所にあります。
特にこだわる必要はなく、テープで塞げばいいじゃんという結論に達しました。
テープで塞いだ点検口がこちら。
透明なテープを使用したので目立たず、角度をつけてみなくてはテープがあることもわかりません。
まとめ
今回は小さな対策を2つ行いました。
いずれも小さな対策とは言っても、外気が侵入する入り口を確実に塞いだわけですから僅かながら効果はあったはずです。
今後もコツコツと対策を重ねて、家の気密性と断熱性を向上させていきたいと思います。