SONYのアクションカム、SONY HDR-AS300を購入しHAKUBA クイックシューのSサイズ(HQS2-S)をあわせて1カ月ほど使ったのでレビューしてみます。
アクションカムの比較検討記事はこちら:バイク・自転車に最適なカメラの選び方 – GoPro・SONY・ハンディカム・デジカメ・スマホを徹底比較! – ドリリウム
SONY HDR-AS300のレビュー記事はこちら:【レビュー】バイク・自転車に最適!「SONY HDR-AS300」を買ってみました。 – ドリリウム
私はコンデジやミラーレスを一時的に保有していたことがあるのですが、結局あまり使わずに手放してしまいました。最近、地方に転居したこともあり撮影機会が増え、バイクにも乗り始めたのでアクションカムを購入しました。
アクションカムの不便 – マウントの切り替え
そこで選択したのがSONY HDR-AS300だったわけですが、買ってみると少し不便に感じることがありました。アクションカムは様々なマウントを切り替えて使います。
実際に私は以下の3種類のマウントを主に使用しています。
SONY純正ヘルメットサイドマウント:バイク用ヘルメットにカメラをマウント可能
Balckcase カメラホルダー:バイクのハンドル等棒状のものにカメラをマウント可能
HAKUBA eポッドグリップ:定点撮影や手持ち撮影に使用
見ての通り、これらはすべて三脚用のネジ穴を使って固定します。
そのため付け替えの度にネジをくるくると緩めて、締めなおす必要があるわけです。これがなかなか面倒なのです。例えばバイクでの運転中はBalckcase カメラホルダーでカメラをハンドルに固定し、休憩ポイントや目的地に着いたらネジを緩めてHAKUBA eポッドグリップに切り替える。
そんな作業がとても面倒くさかったのです。
そこで調べていると、世の中にはクイックシューと言うものがあることを知りました。
色々な メーカーから発売されていますが、今回はカメラ用品ではお馴染みのHAKUBA製のクイックシューを購入しました。サイズはSサイズです。
レビュー
クイックシューはカメラに取り付けるパーツと、マウントや三脚に取り付けるパーツの2パーツで構成されています。これはマウントや三脚に取り付ける側のパーツをHAKUBA eポッドグリップに取り付けた様子です。
そして、カメラに取り付ける側のパーツはこちらです。
横一文字の溝があるビスを締めこんで固定します。溝にコインなどをあてがって締め付けることもできますし、指先の力でも十分に締めこむことができます。サイズ感としてはSONY HDR-AS300に取り付けてもそれほど違和感のないサイズです。耐荷重としてはかなり余裕があります。
パーツは金属の重量感をずしりと感じます。かなりしっかりとしているように感じます。
バイクのハンドルに取り付けたBalckcase カメラホルダーにクイックシューを取り付けてみました。
これによりワンタッチ(カチリと嵌め込むだけ)でカメラをハンドルにセットできるようになりました。
構造はいたってシンプルで、ハの字側のオスメスのパーツをスライドして嵌め込み
金属の凸部が、もう一方の凹部にかみ合って固定されます。
取り外しは横にあるリリースボタン(金属の出っ張り)を押し込むと、先ほどの金属の凸部が引っ込んで固定が外れます。
白いパーツをスライドさせることで、間違って解除ボタンが押されてしまわないようにすることができます。
マウントの数だけ購入する必要あり
クイックシューはオスメスのパーツが1対1になっているため、今回のように2つのマウントや三脚で手軽に切り替えて使いたいという場合にはクイックシューを2つ買う必要があります。
私の場合にはBalckcase カメラホルダーとHAKUBA eポッドグリップのためにクイックシューを2つ買いました。出来ればメス側、オス側それぞれが単体で販売されていれば嬉しいところなのですが、造りはしっかりとしていて価格も1000円ちょいとそれほど高くありません。
まとめ
クイックシューのお陰でアクションカムの運用がかなりストレスフリーになりました。
ただし、以下の欠点があることも覚えておく必要があります。
- マウントの数だけ購入する必要あり(1個約1100円)
- 少しかさばる(42mm×50mm)
- SONY HDR-AS300の場合、防水ケースの脱着の度に取り外しが必要
- 重量が100gあり、バッテリー込みのSONY HDR-AS300本体と同程度
- ヘルメットマウントには使用できない