Amazonで長らく人気上位に君臨している、アイリスオーヤマのサーキュレーターを分解清掃してみます。
我が家では、首振り機能アリ・首振り機能なしなど種類は違いますが数台のアイリスオーヤマ製サーキュレーターを使用しています。
その中でも最も汚れがひどいのが、スタンダードな以下のサーキュレーターです。
とにかく堅牢な作りと性能に加えて価格が安いということで人気が高い商品です。
首振り機能の有無やサイズの違いなどバリエーションが存在します。
▼これが2年間の汚れです。
必要なもの
マイナスドライバー
細いものだと尚良い。
これだけ。
分解手順
分解清掃はメーカーが推奨しない作業です。万が一、分解清掃により故障が発生した場合にはメーカーからの保証が受けられない可能性があります。
早速分解します。
サーキュレーターはスタンド(足・台座の部分)とファンがある本体に分割できます。
スタンドと本体の間は配線があるため完全な分解はできません。
はじめに、スタンドと本体の側面にあるグレーのキャップを外します。
グレーのキャップの裏面はこのようになっており、4辺の爪で引っかかっています。マイナスドライバーなどの薄いものを差し込んでこじって外します。
キャップを開けるとスタンドと本体の接合部分が確認できます。赤い矢印で示した2カ所の爪で本体とスタンドが固定されています。爪を内側に押しながら、スタンドと本体を離すように力をかけるとパカリと外れます。
なお、バネが見えますがこれが上下方向の首振り位置を維持しています。
これを外すと無段階で上下に動くようになりますが、抑えが効かずに下を向いたり上を向いたりしてしまいます。
本体とスタンドの分離の際に外れますのでなくさないようにしましょう。
これで本体とスタンドの分離が完了です。
配線があるため完全に分かれるわけではありません。
本体の裏面を見ると、グレーの爪が4カ所あることがわかります。
これを内側に押し込むと、本体の裏面カバーが外れます。
本体のカバーは更に分解できますが、掃除する分には分解の必要はないでしょう。
私の場合には、ファンと合わせてお湯に入れて洗いました。
ファンは力を入れて引き抜きます。
モーターと本体裏面のカバーです。
配線があるため、これ以上分離しても掃除するうえではあまり変化がありません。こちらはこのままウェットティッシュなどで掃除します。
綺麗に掃除が完了しました。
組み立てると完成です。
スタンドと本体の接合部のバネの様子です。バネの中を通った白いプラスチックのパーツが、バネの力で本体側を押すことで上下の首振りの位置が固定されています。
綺麗さっぱり。すっきりしました。