BMW・3シリーズツーリング(F31)へのコンパネや2m程度の木材の積載性を紹介します。
コンパネや合板は、一般的に3×6板という規格で販売されています。3×6とは3尺かける6尺のことで、おおよそ長さ1820mm・幅910mmです。特に商用車においてはこのサイズの板をすっぽり収める積載性があることがアピールポイントのひとつになるほどです。
また、角材は長さ2mから販売されていることが多く、特にDIYにおいては2mの角材や6フィート(1820mm)のツーバイ材やワンバイ材を使用することが多いでしょう。
今回はこうした木材を頻繁に運搬するのに活躍する我が家のBMW 3シリーズツーリングを例に積載性を紹介します。
コンパネ・合板(1820mm・幅910mm)の積載
これが実際に1820mm・幅910mmの板を3シリーズツーリングの荷室に積んだ様子です。
見やすいように青い断熱材(スタイロフォーム)を積んだ際の写真を紹介します。
一見して収まっているようにも見えますが、後端を真上から写すとこのようにちょっとだけはみ出しています。
これではトランクリッドを閉めることが出来ません。
フロントシートは運転席は身長180cmの筆者がちょうどよく座れるように調整されています。助手席は1番後ろまで下げています。
シートを1番前まで出すとコンパネも収まりますが、あまり現実的な運用ではありません。
無理のあるシートポジションでの運転は安全運転を困難にさせます。
それでは板をフロントシートに立てかけるとどうでしょうか?
板をフロントシートのヘッドレストに少しだけ乗せることで車内に積み込むことが出来ました。
しかし、これではバックミラーが完全に塞がれてやはり危険です。
見ての通り、ヘッドレストに乗る量は僅かで、さらにシートは上に向かうにつれて後傾しています。
つまり、10cm程度板を短くカットすればヘッドレストに乗せることなくコンパネを荷室に積載することができます。
20cmカットして全長1620mm程度まで縮めれば更に余裕で積載できるでしょう。
もし長さをカットしたくないのであれば、縦にカットすることで荷室に立てて積載することも可能です。
角材(長さ2m)の積載
次に長さ2mの角材を積載する場合を見てみましょう。
助手席を使わないのであれば助手席を1番前まで出して斜めに積載することもできます。
今回は助手席はそのままにまっすぐ積んでみました。
荷室にすっぽりと収めると角材の前端はこのようになります。
毛布で養生をしていますが、センターコンソールあるいは肘掛け部分に少しだけ突き出しています。
これは先述の通り、運転席は身長180cmに合わせ、助手席は一番後ろまで下げた状態です。
意外と余裕を持って積載できていることがわかると思います。
まとめ
3シリーズツーリングにコンパネや角材など、木材を積載する例を紹介しました。
コンパクトなボディと実用性を重視したツーリングボディのお陰で木材の運搬にもガンガン使っていける車であることがわかったと思います。
身内の三列シートのフリードを借りた際にもコンパネや角材を運搬しましたが、3シリーズツーリングの方がむしろ積み込みやすいと感じたほどです。
参考・フリードに2mの角材を積載した様子
参考・フリードにコンパネを積載した様子