最近DELL製のノートパソコンをMacで言うところのクラムシェルモード(※)で使うようになりました。
※クラムシェルモード:ノートパソコンを閉じたまま、外付けモニターやキーボードを使って作業をする。疑似デスクトップ化。
こうした使い方をすると、電源を切る時は良いのですが、電源を入れる時にわざわざノートパソコンを開いて電源ボタンを押す必要があります。これが地味に面倒くさいです。そこで普段はパソコンをシャットダウンさせる代わりに「スリープ」させ、パソコンを使う時はキーボードやマウスを動かすことでスリープを解除する運用を使用と思いました。
が、ここで問題発生。
スリープさせても数分~数十分でスリープが解除されてしまうのです。
一般的な原因はマウス、キーボード、ネットワークの3つです。
ネットワークについては「デバイスマネージャー」から「ネットワークアダプター」を選択し、片っ端から「電源の管理」タブにある「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外します。
更に「詳細設定」タブから「WoW」とか「WoL」「Wake On」「ウェイクアップ」などとついている項目をすべて無効にします。
次にマウスやキーボードなのですが、こちらもネットワークアダプター同様に「電源の管理」タブにある「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外します。
しかし、なんとこのタブ自体が表示されないのです。
あれこれと原因を探ったのですがこれといった情報はなく、海外のサイトでDELLのパソコンではBIOSで設定が必要という情報を発見しました。
パソコンを再起動し、F2を連打するとBIOSの設定画面に入ることができます。
Powerの項目にあるEnable USB Wake SupportをOFFにします。
DELLのパソコンは余計なものが入っていない印象でしたが、この設定画面を見るとかなり多数の制御が行われていることがわかります。
設定項目を一通り眺めてみてもおもしろい発見があるかもしれません。
ちなみに、私のケースではスリープが解除される原因はネットワークアダプタのWoW関連が有効になっていたためでした。
イベントビューアーによると「Input Mouse」が原因と表示されていたのですが、マウスの設定は意味がなかったです。