うまく手入れをすれば一生ものになる本革製のソファ。買ってしばらくは丁寧に手入れをしていたものの、段々と手入れが億劫になってきてしまっていませんか?手入れの手順自体は至って単純で、乾拭きしてからワックスを塗布するだけです。(汚れが取れない場合にはクリーナーやよく絞った布で拭きます。)
これは多くのサイトで解説されていることです。
本革ソファの手入れには一般的に固形状のワックスもしくは液体状のローション・クリームが使用されます。しかし、これらソファ用のケア用品はお世辞にも使いやすいとは言えません。
- 布に付けて拭いても伸びが悪い
- 塗れているのか塗れていないのかわかりにくい
- 塗りすぎてすぐべたついてしまう
- 塗るのに力がいるから手が疲れてしまう
私は実際に以下の製品(ソファケア用品としては定番)を長らく使用してきましたが、上記のような不便さから手入れが億劫になっていた時期があります。
そんな私が最終的に行き着いたのがカー用品です。
車にも本革のシートが採用される車種がありますがそうした車のためのケア用品が多数販売されています。ソファなどの家具とは違ってクリームタイプが主流でなかにはスプレータイプまで存在します。スプレータイプと言っても中身はワックスやクリームタイプと同じで、単純にスプレーにすることで作業性を良くしているわけです。
いくつかの製品を使ってきた中で最も使い勝手が良かったのがこちらです。
高級ワックスとして知られるカルナバ蝋が含まれており、その仕上がりはしっとりとしていて革の質感が一段良くなったと感じられるほどです。作業性も素晴らしく良く、よく伸びてムラにもならず、重ね塗りしてもべたつくことはありません。
また、このレザーケアフォームは単純に本革の保護だけではなくクリーナーとしての側面もあります。洗浄力自体は弱いですが、乾拭きするよりは汚れが落ちます。最初に使った時はタオルが少し黒くなったこともあるほどです。
正しい使い方はタオルやマイクロファイバークロスに吹き付けて使用するようですが、私の場合にはソファ全体にスプレーしてからタオルで拭き取るようにしています。1分で済みます。
また、クリーナー兼用の「レザーケアフォーム」に対して更に本革の保護に特化しているのが「レザーケアローション」です。
シュアラスター レザークリーナー [保湿 ひび割れ防止] レザーケアローション SurLuster S-77 & ウォッシン…
「レザーケアフォーム」のようにスプレーではないローションタイプで、作業性はやや劣りますがより深い艶としっとりとした質感を得られます。
こちらもカルナバ蝋を配合しており、本革用ワックスとしては高級と言って差し支えない商品です。
まとめ
本革ソファのケアなら専用品!と思われている方も多いかと思いますが、本革が使用されているのは家具だけではありません。本革が採用される多くのカテゴリーのなかで、特にカー用品は種類も多く選択肢の幅が広いです。また、車という狭い環境のためか作業性の良い製品が人気です。
本革ソファのケアが疎かになっているなぁと感じるのであれば、是非一度カー用品を試してみてください。その作業性の良さと仕上がりの良さには驚かされますよ!