バイク最強防寒グローブ「イージス」手袋版イージスがあるって知ってた?【ワークマン】

カーライフ

厳しい冬の寒さと戦うバイク乗りが選ぶ最強防寒着といえば「ワークマン・イージス」です。安くて防寒性・防水性に優れる素晴らしいウェアですが、なんと手袋にも「イージス」が登場していることをご存じでしたか?

私もつい先日発見し、すぐに飛びついてしまいました。

サイズはLLまで幅広く展開されています。

ワークマン製品は年々バージョンアップを重ねてグローブもバリエーションが年々増えています。2019年時点では1種類しかありませんでしたが2024年現在では6種類のイージスグローブが存在します。店舗ではバージョンアップ前の前年モデルなどが安価に販売されていたりして少し紛らわしいですが、最新版はワークマンの公式サイトのイージスブランドページで確認できます。

私は手が大きい方なので迷うことなく最大サイズのLLを選択しましたがやや小さめでした。手が大きい方や重ね着を検討されている方は注意が必要です。私がこれまで使ってきた手袋はごく一般的なバイク用の防寒手袋でした。

しかし、多くの防寒グローブの例に漏れずこの手袋は操作性が最悪でした。

ウィンカー操作がしづらいだけならまだしも、ブレーキやクラッチ操作すらしづらくなります。操作性が良いとは謳われていますがどうしても生地が突っ張る部分が出てくるため操作に抵抗が生まれ、操作がぎこちなくなってしまいます。

やっぱりイージス

そこでこのイージスグローブです。

最強の断熱材「スリーエム・シンサレート」を挟み込んだ防寒手袋で、温かさは着けた瞬間からわかります。更に驚きのポイントは分厚い防寒手袋としては抜群に操作性が良い点です。もちろん防寒性のない一般的なグローブに比べれば操作性は劣るものの、防寒グローブとしては驚異的な出来と言っても過言ではないでしょう。

現在ではバイク専用のウォームライディンググローブという製品が販売されていますが、プロテクターを内蔵している代わりにちょっと操作性は劣ります。操作性を重視する場合にはプロテクターを内蔵していないその他のイージスグローブを選択するのもひとつの手です。

流石の防寒性を誇るイージスグローブですが過信は禁物です。

冬場にバイクに乗る方ならわかると思いますがどれほど性能の良い手袋を装着しても長時間の運転では徐々に冷気が侵入し手が冷え切って休憩を余儀なくされます。ヒーターを使うことで改善は見込めますが、そうすると次には体や足が音を上げます。このイージスグローブも素晴らしい防寒性を有していますが、やはり長時間走行すれば段々と手が冷えてきてしまいます。

こちらの記事でも解説していますが、どれほど優れた防寒グローブも単一では限度があります。防寒対策に最も重要なのはグローブの性能ではなく防寒グッズの組み合わせです。

手袋で対抗できない寒さに打ち勝つ3点セット

手袋ではどうしても太刀打ちできない寒さのなかでもやっぱりバイクに乗りたい!そんな時に有効なのは以下の3点です。いずれか一つを導入するだけで劇的に手の冷えを抑えることができます。手の形にあわせて柔軟に動く手袋の防寒性には限度があります。以下のような防寒アイテムとグローブを組み合わせることで防寒性が劇的に向上し、操作性を損なう分厚いグローブを装着する必要がなくなります。

いくつかの防寒グッズを組み合わせることで寒さに対策する必要があります。

電熱グローブ(インナー用)

一つ目はインナー用電熱グローブです。

USB電源で温かくなる手袋ですが、例えばイージスグローブのような防寒手袋の下に装着するように薄手にできています。

結局のところ、寒さに最も有効なのは重ね着です。これは冬のツーリング服を試行錯誤したことがある方ならきっとわかるはずです。どんなに優れた防寒着よりも重ね着の方が有効なのです。

単体で使用する電熱グローブよりも、こうしたインナー用とイージスなどを組み合わせることで非常に高い防寒性を得ることが可能です。

 ハンドルカバー

二つ目はハンドルカバーです。

見た目はわるいものの、操作性に悪影響を与えずに寒さの原因の走行風を遮る最強の防寒対策と言えます。

本当に冬場の長距離ツーリングなどに行く場合には必須と言っても良い装備です。見た目は気にしないからとにかく寒さ対策をしたいという人はこれが最強の選択です。

グリップヒーター

三つ目は寒さ対策の定番でもあるグリップヒーターです。

分厚い防寒グローブと併用して意味があるのか?と思われそうですが、グリップは常に握りこんで使うものですから意外と効果はあります。ただし、寒さ対策としては一つ目に紹介した電熱グローブ+防寒グローブには及びません。

どちらかというと比較的温暖な地域で冬場の寒さをしのぎたい方にオススメです。本格的な防寒や冬の長距離ツーリングにはちょっと弱い対策と言えます。

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