バックランプをLED化して明るく安全・便利にする | レガシィアウトバック (BS)

スバル・レガシィアウトバック (BS)

レガシィアウトバックのバックランプは「T16」という規格の昔ながらの電球が装着されています。左右各1個の電球のお陰もあって不便なほど暗くはないのですが、私の住むド田舎では街灯が少ない場所も多く夜間の後退時には危険を感じることが間々ありました。リアカメラのお陰で真後ろの至近は確認できますが後方を左右広く確認するには純正のバックランプでは暗いです。リアカメラだけで後方を確認しようとするとふいに飛び出してくる人や物には対応できない可能性がありますから、後方を広く目視で確認できることが望ましいです。

「爆光」みたいななんとも惹かれない謳い文句ばかりの後付けLED製品は敬遠していましたし、アウトバックのリアランプはクラシカル(安っぽいともいう)な見た目でLEDは似合わないと思っていたのですが、安全性のためにも交換を決意しました。

私が車好きをしていた頃からLEDは玉石混交でしたが今も変わりはないようです。そんな中で車好き時代にも見た覚えがある「HID屋」の商品が目につき、評判も販売実績も間違いなさそうでしたので購入しました。

バックランプの交換手順

アウトバックのバックランプの交換は非常に簡単です。リアハッチの内張の左右にそれぞれバックランプにアクセスできるフタがあるので内張剥がしやマイナスドライバーなどで取り外します。

フタと内張のクリアランスは大きく内張剥がしもすんなり入ります。またフタのなかもスカスカで整備性は良い反面で、静粛性がとことん低いアウトバックの良くない部分がでています。フタを開けて目の前にあるバルブがバックランプです。指でつまんで半時計周りに回すと取り外すことができます。

バックランプはT16という規格で指先ほどの小さな電球です。差し込まれているだけなので、電球を優しくつまんで引っ張れば抜き取ることができます。

これを今回購入したHID屋のT16バルブに交換します。

LED化前後の比較

交換した結果はというと明るく見やすくなりました。純正のT16の白熱バルブは18Wで一般的に200ルーメン程度であることが多いですが、今回使用したHID屋のLEDバルブは4000ルーメンです。数値的には実に20倍ととんでもない差があります。

晴天の昼間に撮影してみると純正の電球では点灯していることすら見逃してしまいそうな明るさです。

一方でLEDに交換した後は明らかに点灯していることがわかります。車体やテールランプが暗くなって見えるのは、LEDの明るさにカメラが反応して光量を絞っているためです。左右それぞれがこれだけ光量がアップすれば今まで見えなかった範囲まで後方全体を確認できるようになります。

LED化の難点のひとつがLEDの黄色いチップが見えて格好悪いというものがありますが、レンズのカットもあって言われなければわからない程度です。近づいて見れば確かにLEDチップが確認できます。また幸いなことにこのレンズのカットのお陰もあって光が直接目を刺すような眩しさを軽減してくれています。

発熱も純正の白熱バルブより減少しました。そもそも短時間しか使用しないバックランプですから発熱を気にする必要はほとんどありません。純正採用される白熱バルブは構造的にヒーターに近しいものなので30秒程度でアツアツになります。一方で今回購入したLEDバルブは放熱性を考慮した設計やアルミボディのお陰もあって、明るさが劇的に向上した割に発熱は抑えられています。

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